dr-machida.com 足と靴の医学 / 整形外科医師 : 町田英一 |
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陥入爪、巻き爪の原因は足の構造による物理的なもので、演者は整形外科領域の病態が元になっていると考えている。特にIP外反母趾との関係が強い。演者が形状記憶合金による爪矯正(1996年)を始めてから21年間が経過し従来の陥入爪手術に変わって爪矯正が治療の第一選択とされている。(日本形成外科学会サイト) 爪矯正は短期間に治療するのでは無く、演者は数ヵ月から数年を掛けるgradual orthonixy (緩徐な爪矯正)を勧めている。
主な治療法は 1. 形状記憶合金ワイヤ (マチワイヤMD) : 最も強力な矯正器具 2. ガター法 (マチガター) : シリコーンで肉芽を消退させる。3. クリップ式 (マチクリップ) : 先端に挟む爪矯正具 4. コットン・グルー : 爪の縁に綿を詰めて医療用接着剤(アロンアルファA三共)で固める。手技のコツを披露する
肉芽、炎症の強い例にはマチワイヤMD と マチガターを用いる。